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教務課


 教務課は、教育課程や年間行事予定をはじめとした学校運営に関わる業務を担当しています。具体的には時間割編成や授業、成績など学習全般についての業務で、本校の伝統である文武両道の精神を継続していくため、行事の見直しや、より良い教育課程が編成できるよう努めています。

 数年続いた感染症対応も日常の対応に戻り、校内に以前のような活気が少しずつ戻ってきました。夏期休業中に行われていた、中学生対象の学校説明会は、感染対策として実施したグループの入れ替え方式が好評でした。本年度も同様の方式で行う予定で計画しています。内容面では体験授業に代えて授業見学を取り入れ、真剣に学習に取り組む在校生の姿を見学してもらう機会を設けています。多くの中学生に『メリハリをつけて活動する』豊高の魅力を伝えたいと思います。


 新学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」がキーワードとなり、教科によっては科目の名称や内容も大きく変更になりました。今年度の大学入試制度からは、新学習指導要領に沿った内容に変更されるとともに、共通テストには「情報」が加わることになります。本校教育体制もこのような変革の時代に応じて体制を整え、生徒と豊高の未来につながる教育活動を行っています。そのためにも研究授業、互見授業、公開授業を実施し、教員の授業力向上にさらに努めています。特に、公開授業を参観された保護者の方々からは、「分かりやすい・丁寧・熱心」といった評価をいただいています。

 また、情報化の流れも加速し、一人一台の学習者用端末を授業で活用する場面も増え、社会の変化の激しさを教員も生徒も実感しているところです。学習評価においても、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点をそれぞれ評価し、評価を生徒の学習改善、教員の指導改善に反映させる取組も重要となっています。

新学習指導要領に基づく学習、ICTを活用した学習、そして、3つの観点による評価。私たち教員もこれらを意識し、授業に反映できるよう研究や研修を重ねることが必要であると考えます。そこで教務課の本年度の重点目標を「授業力の向上」とし、具体的方策を「新学習指導要領で求められる力を高めるため、研究授業や研修、授業アンケート等を通して授業改善を促進する」こととしました。本校の校訓三綱「至誠一貫 進取向上 自治協同」の精神を継承し、各分掌や各学年と連携を図りながら、社会に求められる人材の育成と目標達成への努力を続けていきたいと考えています。


教務課 石川 裕之

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