8月2日読了時間: 4分

バスケットボール部

　平素から本校同窓会、PTA、保護者、地域の方々、OB会（一球会）の皆様には、生徒の諸活動に多大なるご協力とご支援をいただき、部員一同、大変感謝いたしております。誠にありがとうございます。

　バスケットボール部は昭和2（1927）年に創部して以来97年、多くのプロ選手を輩出し（豊浦高校卒業の濱田真魂が山口パッツファイブに加入し、坂口竜也がB2のバンビシャス奈良に練習生として加入しました）、

全国高等学校総合体育大会に30回（ベスト8：2回、ベスト16：4回）、ウィンターカップに10年連続18回の出場を誇る、伝統と実績をもつ部です。

　監督の枝折康孝先生の指導の元、全国高等学校総合体育大会ベスト8という目標に向け、日々「学ぶ姿勢」「感謝する心」を大切に練習に取り組んでいます。

　今年度のバスケットボール部は3年生17名、2年生11名、1年生15名、監督の枝折康孝先生、副顧問の松田啓朗先生、中戸峻先生、外部コーチの八色健太先生の計47名で構成されています。

　以下に「バスケットボール部の基本方針」「バスケットボール部員として」という、部の二大方針をお示しします。

バスケットボール部　基本方針

①学校生活をきちんとさせる

②コミュニケーション能力を育む

③社会に出て通用する人間を育てる

④人に気を遣う心を育てる

⑤感謝する心を育てる

⑥バスケットボールの技術を育てる

⑦勝つ喜びを味あわせる

⑧自分に負けない心を身に付けさせる

⑨忍耐力を身に付けさせる

⑩応援してもらえる部を目指す

⑪考えて行動できるようにする

⑫「じりつ」させる

バスケットボール部員として

①あいさつを大きな声で感謝の気持ちをもってする

②10分前行動を心掛ける

③素早く行動する

④言われたことに対して返事をする

⑤特別な理由でない限り休まない

⑥常に学ぶ姿勢をもつ

⑦保護者、先生に対して感謝の気持ちを忘れない

⑧自分に厳しく、他人に優しく

⑨練習中声を出す

⑩何事に対しても気を遣う

⑪人と話をするときは相手の目を見て話す

⑫人の話を聞くときは相手の目を見て聞く

　ここ数年にわたる、新型コロナウィルス感染症により、私たちの生活様式も大きく変わりました。それは、高校生も例外ではなく、4年前には全国高等学校総合体育大会が中止となり、学校行事も中止、あるいは大幅に縮小された規模での実施など、成果を発揮する舞台が軒並み失われていく事態に見舞われました。また、人間関係にも「距離」が求められ、目に見えない数々の障害・制限が設けられました。ただ、時代や環境が変わっても、変わらないもの、変えてはいけないものもあります。先に示した二大方針はまさにそういったものと言えます。

　バスケットボール部員は部員である前に「豊高生」です。常に「豊高」の看板を背負って「文武両道」に邁進しています。自他共に認める強豪チームとなっても、おごらず謙虚でいることを常としています。多くのご支援をいただくなかでも、それを決して「当たり前」と思わず、常に感謝の気持ちをもって活動しています。そして互いに切磋琢磨し、心身を、そして技術を高め合っています。

　枝折康孝先生の指導の元、43名の部員は日々「人間性を磨いて」います。

去る6月2日、全国高等学校総合体育大会山口県予選決勝では、宇部工業高校に48対47で敗退し、惜しくもインターハイ出場を逃すという結果になりました。会場には連日、多くの豊高関係者の皆様に来ていただき、会場が震えるような応援をいただきました。ありがとうございました。是非、今後も試合会場や豊高の体育館に足を運んで下さい。そして、懸命にボールを追っている生徒を見に来てください。これからの未来も「強く」「たくましく」「誇りある」豊浦高校バスケットボール部であり続けるために、そして、先輩方が脈々と紡いできた「伝統」を汚すことのないよう日々、努力してまいります。

バスケットボール部　

顧問：枝折康孝　副顧問：松田啓朗、中戸峻（文責）　外部コーチ：八色健太

〈主な大会成績〉

○令和5年度

優勝

第74回山口県高等学校総合体育大会兼第67回中国高等学校バスケットボール選手権大会山口県予選会　

優勝

第67回中国高等学校バスケットボール選手権大会　

2回戦敗退

全国高等学校総合体育大会　

準優勝

ウインターカップ2023第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会山口県予選会　