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森脇 暉さん  110期(サッカー部)


 

森脇 暉(ひかる)さん

豊高体操服を着て登場(胸の辺りに赤字に縦で「森脇」の刺繍あり)。海峡沿いの自身のグランピングサイトで、海峡をバックに撮影。満面の笑みでしゃべる森脇さん。

 

豊高を選んだ理由


 まずきっかけは、僕が大好きな中学校の英語の先生、ですね。ギターを片手に英語を教えてくれる先生だったんですけど、先生に憧れすぎまして。 先生どこの高校行ってたんですか?と聞いたら、豊高でした。それで、体験入学行ってみたら、あの白壁と門構えを見た時に、ここで学びたい! って思いました。そもそも豊北だったんで、 チャリと電車と、なんかバスとかも駆使して片道2時間かかったんですけど。下関の中心地にすごい憧れがあって、絶対に勉強頑張って豊高合格するぞ!と思いました。


豊浦高校での3年間を振り返ってみて


 本日もまだ着てる当時の体操服ですけれども、 最高の3年間の思い出をいただきました。ほんとにありがとうございます。先輩方含め、当時の 先生、同級生、大感謝ですね。振り返ってみて、豊北から通ってる人ってのは、ほぼほぼいなかったです。そういう意味では友達も当初全然いなくて。でも、豊高イズムを持った豊高の先生方に支えられてました。そして、癖が強い、なんというか豊高独特のカルチャーみたいな、そういったスパイスもいただいて、大好きな同級生と一緒にそういう環境の中で、とても良い思い出を作ることが出来ました。僕の下関愛、郷土愛の原点の一つは豊高での3年間ですね。

 僕はサッカー部に入っていて、3年間サッカーというスポーツを通して、仲間と一緒に切磋琢磨できた。振り返りきれない数々の思い出が、年を重ねれば重ねるほどに僕の中での価値が上がっていきました。


豊浦高校卒業後のあゆみ


 さらに都会に出てみたいなと 思いまして。でも、やるからには勉強も頑張りたいし、サッカーでもトップを目指していきたいと思って関西大学を選びました。基本的に勉強は受験の時にまとめて一気にやるタイプでした。 目標がないとできないタイプなんですけど、なんとか入学できました。大学では、体育会サッカー部で4年間過ごしました。第13ゴールキーパーですね(笑)。部員が200人もいて、サッカー部では大学日本一になったんですけど、僕は第13ゴールキーパーですから、 もう逆にこのいい声出す一発芸でいじられまくってて。部員が200人いたら180人ぐらい、ベンチですから、全員応援みたいな感じで。そこで、応援団長やってくれみたいな感じで。サッカーも続けながら、応援団長として4年間過ごしました。 

 卒業後は、メガバンクの三井住友銀行に入行しました。そこで関西の 年商1000万円から1兆円までの規模の会社を神戸と京都、滋賀で担当させていただきました。いろんな経験を積ませてもらいました。ある日、歴史好きな社長さんから、「 お前長州か?」って言われて、当時、全く、歴史や地元のこととかを知らなかったのがとても恥ずかしかったことがありました。その当時に大河ドラマ「花もゆ」がやっていて、吉田松陰先生が、 「君の志は何ですか?」と、「君は自分の命を何に使うんですか?」っていうのを問われていました。高杉新作さんが、豊高のすぐ近く功山寺で決起して、日本をそこから変える原動力となってたとかを見まして。それに魅せられまして、自分もなんか日本を変えるような行動を起こしたい!と思って起業することを決意しました。


 自分の燃えられることってなんなんだろうなと思った時に、地元が大好きだと。僕は外に出てより良さがわかりました。下関はもちろん、日本の地方から日本を良くするような、そういう会社を作ろうということで、株式会社レストレーションっていう会社を作って、 今7年になります。いろんなことにチャレンジして、たくさん失敗もしてきましたけど、紆余曲折、コロナも経て、ご縁あって長州の志士たちが行動を起こした関門海峡、前田の地で行動を起こすことができました。これから僕らのまたさらに新しいチャレンジのスタートとして、豊高がすぐ近くにあるのは、もう最高です!


 

Glamp Dome SHIMONOSEKI

九州へ歩いて渡れる関門トンネルまで徒歩15分、唐戸市場へ車で4分と観光地へのアクセスの良さと関門海峡の最高の眺めを兼ね備えたグランピング施設が、中国エリア山口県下関市に誕生しました。 オーシャンビューのお風呂付きのお部屋やサウナ、プライベートドッグラン付きのお部屋など、お好みのスタイルに合わせたお部屋をご用意しております。是非、グランドーム下関で至福のひとときをお過ごしください。

 


豊浦高校在校生へのメッセージ


 とにかく豊高を楽しんでください!豊高の同窓会は全国屈指の同窓会だと思います。それも、豊高のあの時代を共にした仲間だから分かち合えるというのがあると思います。応援練習が厳しい、飛び込みが嫌だ、体操服がどうだとか色々あるかもしれませんが、楽しむには仲間が大切だと思います。いい仲間と出会って、信頼とか友情とか育んで、あなたなりに豊高を楽しんで欲しいです。かけがえのない財産になります。楽しみ方は無限大です。 


豊浦高校入学を目指している中学生へメッセージ


 豊高に行きたい!という情熱をどこまで燃やせるかだと思うんですよね。僕自身は中の中ぐらいの学力。中学校の時もですね。ですけど、やっぱ豊高に行きたい。もう強烈に行きたい。願望、情熱が芽生えると、それを達成するには勉強するしかないので。 もう筋トレのようにですね、よし、豊高に行きたいと、行くためには勉強するしかない。よし、 やるっきゃないって。やるぞ。みたいな感じで頑張りました。

 豊高を目指す中学生はぜひともですね、僕含めて、いろんな豊高の先輩方と話をしてもらったり、実際に高校に見に行ってみて、門構えを見て、写真を撮って、よし行くぞみたいな、そういうモチベーションを作ってもらったりして、その情熱を勉強の方に繋げてもらえたらと思います。豊高に入れたらもうね、最高な3年間が待ってますと心から 信じてます。

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