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岩田 廉大さん 受験体験記

岩田 廉大さん 125期 硬式野球部

山口大学教育学部 小学校総合


 この度、合格体験記を書かせていただくことになりました。私は学校推薦型選抜で山口大学教育学部に合格しました。今回、豊浦高校で過ごした三年間や受験のことを伝えられたらと思います。少しでも皆さんの受験の参考になれたら幸いです。

 

 私は野球部に所属していました。日々の練習やトレーニングの疲れで、家に帰って勉強する時間をとるのはとても難しかったです。しかし、バスの中や休み時間などを有効活用し、英単語や古文単語などを記憶するのに時間がかかる科目を優先的におこなっていました。また、テスト週間には周りとの遅れを取り戻すために一日中机から離れずに勉強を行っていました。そのかいあって、三年間常に学年20位以内をキープしていました。評定も4.5あり、定期テストの成績は悪くなかったと思います。しかし、模試の成績は全国の同じ高校生と比べると戦えるレベルにも達していませんでした。正直、この模試の結果も高校三年の夏まで全く気にしていませんでした。ですが、夏に野球部を引退し山口大学について詳しく調べ、そこで現実を知りました。それから、自分の学力がどれほど足りていないかやどうすれば合格できるのかなどたくさん考えました。あの時ちゃんと調べておいて良かったと今になってつくづく思います。

 

 私は受験において、行きたい大学について詳しく調べることが合格の第一歩になると思っています。ただがむしゃらに勉強するだけでなく、共通テストや二次試験の点数配分などを把握し作戦を立てることが大切です。私の場合一次の共通テスト700点、二次の調査書100点面接200点の1000点満点でした。特に一次試験の共通テストの選択科目はとても考えました。例えば、理科は専門一科目または基礎二科目を選ぶことができます。自分はどちらの方が得意で点を取りやすいかを早いうちから考えておくことが重要です。私は、数学の選択科目で1Aの方が得意だと考え夏から1Aしか勉強していませんでした。ですが、念のために共通テストでは1Aも2Bも受けるようにしました。共通テスト本番で1Aが55点とコケてしまいとてもあせりましたが、念のため受けた2Bが66点あり、とても助かりました。数学は200点分の配点があるため、得点が2倍になるので、1Aでは110点、2Bでは132点とでは雲仙の差でした。なので皆さんも受けられる科目は受けておいた方が自分のためになると思います。

2次試験の調査書は評定や資格また委員会活動などが採点基準になります。そのため、できるだけ、資格や学校内活動は行っていた方が良いです。また、面接練習は早い時期から行うことが大切です。なぜなら、短い期間で暗記したとしても身についてはいないため面接官からしたら暗記しているのを思い出しているなと思われてしまうからです。

このように、受験は早いうちから対策していて損はありません。そのため、自分の行きたい大学や学部について詳しく調べておくことをお勧めします。最後になりますが、私は家族や周りの先生方などの支えがあり合格することができました。その感謝を忘れず日々努力し、最後まで頑張ってください!

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