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宇部豊浦会

第３９回　宇部豊浦会総会

植田敏史（９１期）

　第１２４回山口県立豊浦高等学校同窓会の開催、誠におめでとうございます。ここ数年前までは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止により、思うような行動が出来ませんでしたが、５類感染症以降として、当番幹事の皆さんが一致団結して、チケットの販売をはじめ、１０００以上の参加者の招集を目指している姿を拝見し、並々ならぬ努力と苦労に対し、心より感謝申し上げます。

　宇部豊浦会の活動について、少し紹介させて頂きます。本会は、酒田三男会長（５３期）のもと、毎月第４木曜日を基本に「月例会」を時代屋さんで行い、食事をしながら親睦を図っております。また、年数回、ゴルフコンペもしています。年齢層は５０から９０歳代と高く、若手の卒業生の仲間入りを待ち望んでいるところです。もし、宇部やその近郊にお住まいの方、また、会社が宇部にある方等、ご一考頂けますと幸いです。

さて、宇部豊浦会では令和６年７月６日（土曜日）に総会とゴルフコンペを行いました。

　総会は来賓者を含め３３名の出席が、また、ゴルフコンペは１１名で行いました。ゴルフコンペにつきましては、山口県内に、熱中症警戒アラートが発令される等、厳しい炎天下でのラウンドとなりました。ご高齢の参加者が多い状況でしたので、嶋田耕造先輩(６８期)が心配され、ゴルフに参加した全員が無事に総会に出席できるようにと、朝一番、私に、熱中症警戒アラートの発令報告と、熱中症対策に配慮されたプレイのお願いメールを頂きました。ラウンド開始前に、嶋田先輩の伝言を皆さんに報告し、コンペを開始しました。競技方法はダブルペリア上限なしとノータッチとし、上位の優先順位は生年月日としました。優勝は三浦孝文先輩（６８期）、グロスでは８４と上田昌俊先輩（６２期）が優秀な成績を収めました。

　参加者の皆様、猛暑の中、誰一人リタイアすることもなく無事に終えることが出来ましたこと、厚くお礼申し上げます。

　続いて総会ですが、昨年まではＡＮＡクラウンプラザホテルで夜景を見ながらの開催でしたが、今年の３月で閉鎖することなり、今年は、宇部国際ホテルで開催することとなりました。

総会の開始前に、皆さんで写真撮影を行い、良い笑顔で記録を残しました。

司会進行は城本英一郎先輩（８７期）が担い、酒田三男（５３期）会長の挨拶で総会が開始されました。挨拶では、先述した月例会での親睦の呼びかけをはじめ、参加者への感謝の気持ちを述べて頂きました。

　続いて、来賓者の紹介が行われ、温かい祝辞を頂きました。三谷和徳校長先生（８５期）からは、豊浦高等学校の近況報告として、各クラブ活動の成績や、国立大学への合格数の増強について学習方針を述べて頂きました。

豊浦高等学校元教諭の内山壽雄様からは、野球と宇部との関わりや（宇部開催の場合は、よく勝ち残っていたと！）、宇部支部に対する思いを厚く語って頂きました。本年も宇部支部総会にご参加して頂きました本校の同窓会副会長の兼田一郎先輩（６２期）、森健二（７４期）先輩には厚くお礼申し上げます。乾杯の音頭は、山根正敏先輩（６７期）が務め、世代を超えての親交を深めさせて頂きました。

　歓談がしばらく経過すると、恒例の「二胡・揚琴」の演奏が始まり、和やかな音色を堪能しながら食事をさせて頂きました。曲は、みだれ髪、真っ赤な太陽、花笠道中、月の砂漠に続き、最後は、待っていましたと言わんばかりの「豊浦高等学校校歌」の演奏により、全員が立ち上がり、大声で熱唱をしました。

その後は歓談が続き、近況報告、高校時代の思い出等を語りながら時が進んでいきました。

　また、来賓の田中譲さん（９４期）河村文英さん（９５期）からは、本年の同窓会をはじめ、豊浦高等学校のグッツの紹介がありました。グッツの中では、学食で食べていたカレーを再現したカレールーが印象的であり、私をはじめ、参加者の皆さんが購入していました。楽しい時間もあっという間であり、最後に校歌斉唱の指揮官を白石謙治先輩（７５期）が担当し、気合入魂として、納得した声が出るまで、何度も「オー」の掛け声を行い、声高らかに校歌を熱唱しました。万歳三唱は森岡研三先輩（７８期）が、喉の手術で声が出にくい中、力強い発声にて万歳三唱で締めをして頂き、最後を惜しみながら閉会しました。

　その後は、坂田会長のお計らいで、スナックの「リンダ」で２次会を行い、さらなる親睦を深め、ここでも、最後に、豊浦高等学校校歌を熱唱し、宇部の街を散会しました。

大体、どこのお店もそうですが、我が豊浦高等学校の校歌がカラオケのリストに入っていることには感動しますね。