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川上 望愛さん 受験体験記

公務員を目指すあなたへ

川上 望愛さん 125期 吹奏楽部

山口県学校事務 



 私と同じ、公務員を目指す豊高の誰かに届いてほしいという思いを込めて、「受験体験記」を書かせていただきます。


 私は、高1の3学期の面談の時に、担任の先生に「公務員になります」と伝えました。理由としては、当時の私は、大学に行って4年間勉強することよりも、早く自立して働くことのほうに魅力を感じていたからです。そして、公務員になるか一般企業に勤めるかを悩んでいた時に、小・中学校事務職員という公務員の職業に出会いました。未来に向かって一生懸命勉強を頑張っている子供たちを教職員と共に支えることができる、そして子供たちの未来を背負っているその教職員のこともサポートすることができるこの職業に、とても魅力を感じました。これが私の、公務員の道を目指し始めたきっかけです。そこで私なりに、公務員試験を受ける上で、「これは大切!」というポイントを2つ紹介します。

 1つ目は、いくら点数が悪くても焦らないことです。公務員の試験問題は特殊で、「判断推理」や「数的推理」という初めて触れる単元も出てきますし、出題範囲は今まで習ってきたこと全てなのに出題数は各教科1,2問だけ、などなど…。私も最初は何から手を付けるべきか分からず、そのせいで点数も伸びず、落ち込んでいました。

攻略としては、とにかく様々な問題を解いてみることです。判断推理・数的推理は、はじめのうちから問題の数をこなし、それと並行して、自分の好きな教科・得意な教科から勉強していくのが良いと思います。私は、試験の中での問題数が比較的多く、勉強していて楽しかった政治経済から始めて、だんだん教科の幅を広げていきました。

過去問をある程度こなしていくと出題傾向が分かってくるので、それに沿って勉強していけば大丈夫です。自分のペースで知識を蓄えていきましょう。

 2つ目は、試験をたくさん受けに行くことです。試験の空気に慣れることはとっても大切です。公務員試験は主に9月からスタートし、毎週日曜日に行われます。私の場合、小・中学校事務職員は9月の4週目の日曜日にあったので、試験慣れも兼ねて、9月の1~3週目までの試験も受けました。試験によっては、高校生だけでなく、社会人の方も多くみられるものもあります。実際に私も経験しましたが、隣の席に座られる方が自分より年上だと、不思議なことになぜか緊張してしまうんです。公務員試験は無料で受けられるので、積極的に受けに行って、落ち着いて受験できるよう対策することをお勧めします。

 

 大学進学をする友達が多い中、公務員に進路を決定することは不安があると思います。ですが、助けてくださる先生は豊高にたくさんいらっしゃいます。周りを頼りながら、一歩一歩着実に、そして自分へのご褒美も忘れずに、頑張ってください!応援しています!!

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