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時里 ひかるさん 117期(吹奏楽部)


"今、友達と、YouTubeとか、TikTokのショートとかで、動画を出していきたいと思っていますが、将来はもちろん映画に出ますので、応援してください!"



豊浦高校を選んだ理由

 

 吹奏楽部の定期演奏会を見て入ろうと決めました。吹奏楽部ではサックスパートを担当し、シンプルに3年間楽しかったです。親からは、西高か南に行けと言われてたんですが、南は、吹奏楽部じゃなくて管弦楽で、サックスがなくて、豊高はサックスパートだけで当時3年連続市内で一番。県のコンクールでも金賞をとっていたりしたので、私と同じく、市内の中学から、豊浦でサックスがしたいと入ってきた子が他にもいたぐらいでした。もう3年間は、ほぼ部活って感じでした。


豊浦高校卒業後の進路

 

 親からは大学への進学をすすめられました。家から通いたくない、親がすぐ来れる距離にいたくないって思っていたので、東京に行くことだけは決めてました。大学への指定校推薦なども模索しましたが、やりたかった舞台とかコンサートの照明の専門学校に行きました。高校3年生当時、すごく反抗期だったこともあり、三者面談の前日に進路を私はもうここに決めました、この専門学校に行く!と親に伝えました。すごく喧嘩もしましたが、結果、その専門学校に入りました。


役者を目指して

 

 実は専門学校は3ヶ月で辞めました(笑)。前期でやめて、、、本当は役者になりたかったんです、ずっと。でも狭い田舎でなかなか手を挙げることができなかったんです。だから、辛うじて許してくれるだろう、裏方なら!の思考で専門学校を選んでいたので。専門学校を辞めてからはフリーターをしつつ、役者を目指してやっています。役者を始めたのが20歳なので、もうかれこれ7年目になりました。東京の家賃は実家より高いです。役者としての収入はほぼありませんが、東京はアルバイトの時給単価も高く、何とかやっていけています。


 役者をやるために、勉強しつつ、オーディション受けたり、朗読劇に出たり、地方局の10分枠の連ドラや、小さな映画に出演させてもらったりしながら、人脈を広げたりしています。将来は、映画に関わりたくて、最近では、ショートムービーを知人と企画しています。


在校生へのメッセージ


 私はやりたいことがあり、時間を無駄にしたくなかったので、大学には行かず、舞台や照明の専門学校を選びました。ただ、当時の自分は知らなかったのですが、同じような内容を学べるメディア系の大学もありました。やりたいことがもし決まってるのであれば、いっぱい調べて、同じものが大学で学べるのであれば、大学に行くべきだと思います。大学でしか、味わえないキャンパスライフというものはやっぱりうらやましい(笑)。


 もっと専門性を高めたくて、大学よりも濃い時間が過ごせるって思うなら全然専門学校でもいいと思うし、やりたいことが決まっていて、それが就職の先にあるのであれば、就職でもいいと思います。今、やりたいことがなくて、まだ悩みたいなら、大学に取りあえず行くのがいいと思います。


 下関から1回外に出てみないとわからない経験値があると思います。東京まで行きづらいなら、大阪でもいいし、福岡でもいいと思います。私は高校時代3年間、ちょっと引きずって20歳ぐらいまでしっかり反抗期でしたけど、反抗期だったからこそ、下関を出ました。中学のとき、反抗期の前は東京に行きたい気持ちがあっても、親が心配するし、お金かかるしとか、おじいちゃんおばあちゃんいるしとか思ってました。結果として下関を出てみて本当に良かったと思っています。




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