top of page

進路指導課

2024年度入試(令和6年3月卒業)を終えて


 昨年度の本校卒業生の人数は169名でした。共通テスト出願数は133名で、全体の79%でした。4年制大学には、国公立大学39名、私立大学181名(延べ数)、大学校4名が合格し、国立大学10名、公立大学29名(うち山口東京理科大学薬学部薬学科2名)、私立大学84名、大学校4名、短期大学3名、専門学校18名、公務員6名、就職2名、浪人13名という進学状況でした。

 本校の学力上位層には、学校推薦型(指定校推薦・公募推薦)による大学への入学を希望する生徒が多いですが、2024年度入試では、一般入試で早稲田大学や岡山大学への現役合格者が出ました。また、過年度卒業生が自治医科大学医学科に合格しました。

 今年も進路課長による3年生全員面談を実施しています。4月下旬から開始して7月上旬に第1回目面談を終える予定です。皆、真剣に将来を見据え、部活動で学習時間の制約がある中、よく努力をしています。インターハイ予選が終わり、引き続き部活動を続ける生徒もいますが、多くの生徒が部活動を引退し、次の目標に向けて学習に取り組みはじめています。

 進路指導課では、年3回(4月、9月、1月)に進路希望・学習量調査を実施し、生徒の進路状況の把握に努めています。各学年とも多くの生徒が国公立大学を目指しています。その希望をいかに実現させていけるか、学校側の力量が問われています。一方、志望はしているものの、生徒の毎日の学習時間は大変少ないのが現状です。定期考査を一つの目標として、日々、予習復習するという学習習慣の定着が求められます。

 また、「進路ニュース」を毎月1回程度発行しています。2025年度入試は新教育課程になって初めての入試となりますので、特に新しい進路情報をこまめに発信したいと考えています。その他に、進路希望・学習量調査結果や進路関係行事の近況報告も掲載していますので、御覧ください。

 本校進路指導課には、大学、専門学校関係者からの訪問が頻繁にあります。大学案内や学生募集が主ですが、本校の門構えの立派さ、元男子校で文武両道の伝統校であることから、「来校するとき、敷居が大変高い」とよく言われます。しかし、現在は「部活動はするけど、勉強は苦手」の生徒が増えてきているように思います。部活動でも学習面でも輝く「文武の豊浦」を目指して、進路指導課では、生徒一人一人が、大学や将来の進路に関する興味関心を早い時期からもてるように働きかけていき、実現できるようにしていきたいと考えています。


進路指導課 林 みか






Comments


bottom of page